アウトドア派におすすめ:キャンプ・登山入門完全ガイド
「自然の中で過ごす時間が欲しい」——2023年5月、都会の喧騒と仕事のストレスに疲れ果てた私は、ふとそう思いました。しかし、キャンプも登山も未経験。何から始めればいいのかわかりませんでした。
それから2年半、私はキャンプに20回以上、登山に30回以上挑戦し、今ではアウトドアが生活の一部になっています。本記事では、完全初心者だった私が、どうやってキャンプと登山を始め、どんな失敗をし、何を学んだのか、すべてお伝えします。
なぜキャンプ・登山を始めたのか【心身の限界】
2023年5月、私は心身ともに限界でした。毎日12時間労働、休日出勤、パワハラ上司。ストレスで体重が10kg減り、夜は眠れず、朝は起きられない。このままでは壊れる——そう感じていました。
ある日、YouTubeで偶然見たキャンプ動画に心を奪われました。焚き火の音、星空、静けさ——そこには、私が求めていた「何もない贅沢」がありました。「これだ!」と思い、その週末、初めてのソロキャンプに挑戦しました。
初キャンプ:失敗だらけの1泊2日【2023年6月】
【準備不足の出発】
キャンプ道具なんて何もないので、とりあえずAmazonで「初心者向けキャンプセット」(1.5万円)を購入。テント、寝袋、マット、ランタンが入ったセットです。
YouTubeで「キャンプの始め方」を3本見て、「よし、これで大丈夫」と思い、近所のキャンプ場へ。
【失敗1:テントが立てられない】
キャンプ場に着いて、さっそくテント設営。説明書を見ながら組み立てようとしますが、全然うまくいきません。ポールがどこに入るのかわからない、ペグが刺さらない、1時間かかってもテントが立たない。
周りのキャンパーが見かねて、「手伝いましょうか?」と声をかけてくれました。恥ずかしかったですが、助けてもらい、なんとかテント完成。
【失敗2:火が起こせない】
夕食にカレーを作ろうと、焚き火台を設置。しかし、火が全然つきません。マッチを20本使っても、すぐに消えてしまいます。
結局、火起こしに2時間かかり、カレーを食べ終わったのは夜10時。寒くて、お腹も空いて、「もう二度とキャンプなんてしない」と思いました。
【失敗3:寝袋が寒すぎる】
夜、寝袋に入りましたが、寒すぎて眠れません。6月なのに、夜の気温は10度以下。激安寝袋(夏用)では全然暖まりません。一晩中震えて過ごしました。
【翌朝、帰宅】
朝6時、寒さと疲労で目が覚めました。「もう帰りたい」と思い、朝食も食べずに撤収。車で1時間かけて帰宅し、そのままベッドに倒れ込みました。
「キャンプ、二度とやらない」——その時は本気でそう思いました。
それでもキャンプを続けた理由【焚き火の魔力】
しかし、不思議なことに、1週間後、またキャンプに行きたくなりました。理由は、焚き火です。
初キャンプの夜、寒さと疲労で心が折れそうな中、焚き火を見つめていた時間だけは、不思議と心が落ち着きました。炎のゆらぎ、パチパチという音、暖かさ——それが、都会では絶対に味わえない癒しでした。
「もう一度、ちゃんと準備して挑戦してみよう」——そう決意し、2回目のキャンプに向けて、本格的に勉強を始めました。
2回目のキャンプ:ちゃんと準備して成功【2023年7月】
【失敗から学んだこと】
①テント設営は、事前に家で練習する
②火起こしは、着火剤を使う
③寝袋は、季節に合ったものを選ぶ
④最低限の道具リストを作る
【追加で購入したもの】
・3シーズン用寝袋(-5度対応):8,000円
・着火剤:500円
・チェア:3,000円
・クーラーボックス:5,000円
合計:1.65万円
【事前準備】
出発の1週間前、自宅の庭でテント設営の練習をしました。最初は30分かかりましたが、3回練習したら10分で立てられるようになりました。
【2回目キャンプ当日】
テント設営:10分で完了!
火起こし:着火剤のおかげで、5分で成功!
夕食:余裕を持ってカレーを作り、焚き火を眺めながらゆっくり食事。
【初めての成功体験】
夜、焚き火の前でコーヒーを飲みながら、星空を見上げました。都会では見えない、満天の星。焚き火の暖かさ、静けさ、自然の音——すべてが心地よく、「これだ、これが求めていたものだ」と実感しました。
その夜は、寝袋の中でぐっすり眠れました。翌朝、鳥のさえずりで目が覚め、朝日を浴びながらコーヒーを淹れる——最高の贅沢でした。
登山を始めたきっかけ【キャンプ仲間の誘い】
キャンプを5回ほど経験した頃、キャンプ場で知り合った仲間から「今度、登山行かない?」と誘われました。
最初は「登山なんて体力ないし無理」と断りましたが、「初心者向けの山だから大丈夫!」と説得され、2023年9月、初登山に挑戦しました。
初登山:標高600mの低山【意外と楽しかった】
【選んだ山】
・高尾山(東京、標高599m)
・登山時間:往復3時間
・難易度:初心者向け
【装備】
・運動靴(登山靴は持っていない)
・リュック(普段使いのもの)
・水1L
・おにぎり2個
【登山開始】
最初の30分は余裕でした。「登山って、こんなもんか」と思いました。しかし、1時間を過ぎた頃、足がパンパンになり、息が上がり、「もう無理かも」と弱音を吐きました。
仲間が「あと30分で山頂だよ!頑張って!」と励ましてくれ、なんとか登頂。
【山頂での感動】
山頂から見える景色に、言葉を失いました。東京の街が一望でき、遠くには富士山も見えます。汗だくで疲れていましたが、その疲労が心地よく、「自分の足で登ってきたんだ」という達成感が込み上げました。
山頂で食べたおにぎりが、人生で一番美味しかったです。
【登山にハマった瞬間】
下山後、仲間と「次はどの山に行く?」と話しながら、すでに次の登山を計画していました。登山の魅力にハマった瞬間でした。
キャンプ・登山を2年続けて変わったこと
①ストレスが激減した】
週末にキャンプや登山をすることで、平日のストレスが嘘のように消えます。自然の中で過ごす時間が、最高のストレス解消法です。
②体力がついた】
登山を始めてから、明らかに体力がつきました。階段を上っても息が切れなくなり、疲れにくくなりました。体重も5kg減り、健康診断の数値も改善しました。
③友達が増えた】
キャンプ場や登山で、同じ趣味を持つ仲間ができました。年齢も職業もバラバラですが、「自然が好き」という共通点でつながれます。月1回は、仲間と一緒にキャンプや登山をしています。
④お金がかからなくなった】
以前は、ストレス発散のために飲み会や買い物で月5万円使っていました。しかし、キャンプと登山を始めてから、無駄な出費が減りました。キャンプ場の利用料は1泊2,000円程度、登山は交通費のみ。週末の娯楽費が激減しました。
⑤人生観が変わった】
「幸せって、お金じゃないんだな」と実感しました。焚き火を見ながらコーヒーを飲む、山頂でおにぎりを食べる——そんなシンプルな幸せが、何よりも贅沢だと気づきました。
初心者向けキャンプ道具リスト【予算別】
【予算3万円コース(最低限)】
①テント:1万円(コールマン ツーリングドーム)
②寝袋:5,000円(キャプテンスタッグ 3シーズン用)
③マット:3,000円(キャプテンスタッグ インフレータブルマット)
④ランタン:3,000円(LED充電式)
⑤焚き火台:5,000円(キャプテンスタッグ)
⑥チェア:3,000円(ヘリノックス風)
合計:2.9万円
【予算5万円コース(快適)】
上記に加えて:
⑦クーラーボックス:5,000円
⑧バーナー:5,000円(SOTO レギュレーターストーブ)
⑨調理器具セット:3,000円
⑩タープ:4,000円
合計:5.2万円
【おすすめブランド】
・コスパ重視:キャプテンスタッグ、バンドック
・品質重視:コールマン、スノーピーク
・軽量重視:モンベル、ヘリノックス
初心者向け登山装備リスト【予算別】
【予算1万円コース(最低限)】
①登山靴:8,000円(キャラバン C1_02S)
②リュック:5,000円(30L、既に持っているものでもOK)
③レインウェア:5,000円(ワークマン)
合計:1.8万円
【予算3万円コース(快適)】
上記に加えて:
④トレッキングポール:3,000円
⑤ヘッドランプ:2,000円
⑥水筒:2,000円(サーモス 1L)
⑦ファーストエイドキット:2,000円
合計:3.0万円
【服装】
・速乾性Tシャツ(ユニクロ・ワークマンで十分)
・トレッキングパンツ(ストレッチ素材)
・帽子(日差し対策)
・手袋(軍手でもOK)
初心者におすすめのキャンプ場・登山コース
【キャンプ場】
①ふもとっぱら(静岡):広大な芝生、富士山の絶景
②青野原オートキャンプ場(神奈川):川遊びも楽しめる
③花園オートキャンプ場(埼玉):都心から近い
④湯の原温泉オートキャンプ場(兵庫):温泉付き
【登山コース(初心者向け)】
①高尾山(東京、599m):ケーブルカーもあり
②筑波山(茨城、877m):往復4時間
③陣馬山(東京・神奈川、855m):景色が最高
④六甲山(兵庫、931m):関西の定番
失敗から学んだ10の教訓
①天気予報は必ずチェック】
雨の中でのキャンプは地獄です。必ず天気予報を確認し、雨なら延期しましょう。
②テント設営は事前練習必須】
ぶっつけ本番は失敗します。必ず自宅で一度練習しましょう。
③火起こしは着火剤を使う】
初心者が着火剤なしで火を起こすのは至難の業。素直に着火剤を使いましょう。
④寝袋は季節に合ったものを】
夏でも夜は冷えます。3シーズン用(-5度対応)を選びましょう。
⑤登山は無理しない】
体調が悪い、天気が悪い、時間が押している——そんな時は引き返す勇気を。
⑥水は多めに持つ】
登山では、想像以上に水を消費します。1Lでは足りません。最低2Lは持ちましょう。
⑦ゴミは必ず持ち帰る】
自然を汚さない。これは絶対のマナーです。
⑧一人で行かない(最初は)】
初心者が一人で登山するのは危険。必ず経験者と一緒に行きましょう。
⑨保険に入る】
登山保険(年間5,000円程度)に入っておくと安心です。
⑩焦らない、楽しむ】
完璧を目指さず、失敗も含めて楽しむ。それがアウトドアの醍醐味です。
まとめ:自然は最高の癒し
2年半前、ストレスで壊れそうだった私が、今では毎週末、キャンプか登山を楽しんでいます。自然の中で過ごす時間が、心と体を癒してくれます。
キャンプも登山も、特別な才能は必要ありません。必要なのは、「やってみよう」という一歩だけです。失敗しても大丈夫。私も最初は失敗だらけでした。
2026年、あなたもキャンプ・登山を始めてみませんか?自然があなたを待っています。


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